自転車通勤歴10年のぞーさんです。
自転車って、一番最初に乗る移動手段になります。
2輪車でバランスを取りながらペダルをこいて進んでいくというとてもシンプルな乗り物です。移動手段の乗り物としては、バイク、自動車、電車、飛行機、モノレール様々なものがあります。それらすべての移動手段の中で一番優秀なのは自転車です。
えっ?って思われる方もいるかもしれませんが、私は自転車生活をしながらつくづく思います。
本記事では自転車がいかに優秀なのか?私の生活に加わってからどんな変化があったのか?どんな効果があったのか?をまとめており、これからの社会にも更に必要性がある存在だと思い、もし自転車に興味があるけどまだ乗っていないと言う人に読んで頂きたいです。
目次
初めてのクロスバイクを買ったきっかけ
以前は電車通勤でしたが今の会社に転職して、結婚して、家を購入して、異動になり・・・気付いたら会社の4㎞のところに住んでいます。狙って近くに家を建てた訳ではなく、会社が近づいてきたんです。。。家を購入した当初は車で1時間のところで勤務していましたが、異動になり配属したところが家の近くだったんです。
こんなラッキーな事があるんですね。
しかし異動先の会社がちょっと交通機関が不便なところでした。4kmほどの勤務先ですが公共機関を使うと片道1時間。めちゃ遠回りで乗り継ぎも悪い・・・。そこで自転車での通勤を始めました。
私は必要性があり自転車生活を始めましたが、必要性がないと乗るきっかけはありません。しかし、自分の生活に自転車を加えるだけで良い事があります。
もともとクロスバイクには乗っていましたが、月に1,2回乗るか乗らないかという状況でした。
これが当時の愛車のクロスバイクJAMIS(ジェーミス)です。
細くフレームでとってもスタイリッシュ。クロモリのフレームで衝撃や振動を吸収し疲れにくいというものでした。あまり実感はできませんでしたが。
初めてのクロスバイクで乗った時は頭の位置が高いし、スピードがどんどん加速していくし、ブレーキが効きが強いし乗りこなせるか心配でした。しかし、慣れてくるととても軽快だし疲れないし、どこか遠くに出かけてみたいという衝動になりました。
初めての遠出は30km先の江ノ島
クロスバイクを購入して最初の遠出を計画したのは江ノ島でした。自宅から30kmほどの距離です。
ママチャリしか乗ったことがない私には一大イベントです。しかも企画したのが夏休みだったので、熱対策も大きな課題でした。往復で50km以上もあるので途中で何かあったらどうやって帰るのか。自転車を収納するバックとかは必要?パンクしたらどうする?なんてことを考えましたが、結局、帽子と空気入れだけ用意して出発しました。
クロスバイクはママチャリと違ってタイヤが細く、予想外にトラブルが多いです。パンクも多いです。江ノ島に向かった時も途中で、タイヤの空気を入れるバルブから空気が突然漏れ、完全に空気がなくなるというトラブルが発生しました。バルブが緩んでしまっていたのかもしれません。唯一持っていた空気入れで対応して、江ノ島まで向かうことができました。
結局、朝、7時に出発して10時前には着いてしまい、当初、しらす丼を食べて帰ろうと考えていましたがほとんどの店も空いていなくて、写真だけ撮って昼過ぎには家へ帰ってきたというあっけない旅となりました。しかし、真夏の太陽で軽く熱中症になってしまい、これ以上、自転車に乗ってられないというのが一番の理由でした。
クロスバイクは街乗りとしても使える。自由を手に入れる。
クロスバイクは江ノ島まで出かけたりちょっとした遠出もできますが、街乗りにも便利です。
ママチャリも良いんですが、2、3駅先のところまで行こうという気にはなりません。クロスバイクだとコンビニまでも気軽に出かける事ができます。ロードバイクだと前傾すぎるし、高価だし近場に気軽に乗るという感じではないです。だけどクロスバイクならハンドルに買い物を引っ掛けて乗るということもでき、気軽に扱える事ができるんです。
クロスバイクがあるだけで、どこへでも出かけられるという自由を手に入れることが味わえたのです。
こんなエコな乗り物はない
自動車は今後、個人所有するのが大変になる
自動車も技術開発が進み、ハイブリット車や電気自動車、水素自動車が一般的となりました。ガソリン車と比較すると環境にも優しい乗り物ではあります。しかし、環境に与える影響はゼロではないので、ガソリン車へ規制はどんどん高くなっていくことになります。電気自動車だって、まだ価格が高いですし、今は変化の過渡期といった状況です。
政府は「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と発表しています。
2035年って、13年後ですね。 ※2022年現在
さらに東京都は「ガソリンエンジンだけの乗用車販売を2030年までにゼロにする」という目標を掲げています。
私は自動車好き、バイク好きですが、もうエンジン音を楽しみながらドライブするという時代は終わってしまうんですね。もう「趣味ドライブ」なんて言える日が来なくなるんです。
自動車は今後、ただの移動手段としての存在となり、個人で所有するという必要性が薄くなり公共機関があれば必要ないという流れが加速していきます。
キックボードは今後、ますます需要が増えていく
今後、新しい移動手段として街中で最近見かけるのがキックボードです。まだまだ一般的な乗り物ではありませんが、環境にも良く、維持コストも抑えられ興味深いです。公共機関とキックボードのシェアなどのサービスが今後、加速していきます。
どちらかというと新しいカテゴリの乗り物で、法規制やマナーの問題が大きいですが、これからの移動手段としてはニーズはあるので、増えていくことは間違いありません。
結局、自転車が最強
私も40年以上、生きてきて、小学生の頃は自転車から始まり、高校生になるとバイク、社会人になって自動車を購入し過ごしてきました。自動車も私が乗り始めた時代からだいぶ進化しました。そして、今、生活で一番乗っている乗り物が自転車です。まさか、40過ぎてこんなに自転車に乗るとは思いませんでした。最近、思うんですよね。世の中、自動車のCO2排出やコロナ、環境破壊だとか、このまま人間が今までのように過ごしていると地球が滅んでしまうのではと肌で感じるようになってきました。
ある意味、昔の不便な世の中に戻らないといけないのかもしれません。私が歳をとったからなのでしょうか。最終的に行き着くのは、めっちゃアナログな質素な単純な仕組みが最強なのかもしれません。
そう考えると、自転車って、めっちゃ優秀な乗り物だと思うんです。税金かからないし、燃料かからないし。環境にやさしいし、静かだし。こんなエコでジェントルな乗り物、他にありますか?
自転車シェアサービス HELLO CYCLING(ハローサイクリング)
私の最寄りの駅にも自転車シェアサービス「ハローサイクリング」が設置されていました。
しかも電動チャリです。この辺りは坂道が多いので電動チャリはとても助かります。自転車って、案外移動範囲は広いので駅でいうと2,3駅は簡単に移動できてまうので便利です。また公共機関がない場所なではとても便利です。
利用料金
都道府県 | 利用開始 30分まで | 延長15分 ごと | 12時間まで |
東京都 | 130円 | 100円 | 1,800円 |
神奈川県 | 130円 | 100円 | 1,800円 |
埼玉県 | 130円 | 100円 | 1,800円 |
どこに返しても大丈夫
ハローサイクルは各地にステーションを設置しています。22年3月時点で全国20都道府県でサービスをしていて、ステーションの数は約4,500箇所となります。
都内ならタクシーを使うよりも安いし、渋滞もないし、自転車の方が便利です。
自転車の問題点
雨・風にさらされる問題
自転車の良いところをアピールしてきましたが、弱点があります。
それは雨。
自動車との大きな違いは天気に左右されるということです。それは確かに問題点です。
通勤に使用している私も雨の日は残念ながら車で通勤することもあります。
が!しかし!対策としてカッパがあります。自転車用のおしゃな雨具もたくさん販売しています。雨を克服したらもう無敵です。風は気にしない!体全身で、天気、季節を感じるんです。
荷物、乗らない問題
クロスバイクの問題点としてカゴがないので荷物が載りません。ちょっと買い物をした時に困ってしまいます。その為、リュックは必需品です。私は自転車に乗るようになり、さらにカバンに興味を持つようになりました。カバンでも雨に強い、自転車向きのものもあり、そういった自転車アイテムを揃えていくことでさらに自転車ライフを楽しむ事ができます。
私が自転車用で愛想していたのがグレゴリーのバックパックです。
雨でも気にせず使えてとてもお気に入りでしたが、もうこのシリーズは無くなってしまいました。
その他、グレゴリーのデイアンドハーフなど用途に応じてリュックを使い分けています。
これも自転車を乗る楽しみの一つとなっています。自転車とカバンは切っても切れない存在なんです。
まとめ
自転車生活の良さは、エネルギー不要、渋滞無縁、健康に良い、手軽に移動できる自由さがあります。
「自転車はしばらく乗っていない」っという方には是非、乗ってもらいたいです。まずはシェアリングでも良いです。自転車の便利さ、気持ち良さを感じてみたら、絶対に生活に取り入れたくなります。
世の中、移動手段、乗り物はどんどん進化していきます。だけで結局はシンプルイズベスト、自転車が優秀な乗り物なんです。
学生の頃におじさんになってこんなに自転車に乗るとは想像もしてなかった・・・