人が健康に過ごすためには睡眠はとても重要です。
しかし日々の生活を振り返ると、仕事や家庭、自分の趣味などいろいろなことに追われ、睡眠を十分にとれていません。
睡眠のリズムが崩れると、今度は眠れなくなって不眠症になってしまいます。
睡眠を十分にとらないと体にどのようなことが起こっているのでしょうか?
そんな睡眠に不安を感じている時に、睡眠状況を把握するツールとしてFItbitというスマートウォッチの存在を知りました。
何やら腕時計のように着けるだけで睡眠状態を計測してくれるんです。
どのようにして睡眠測定をしているのでしょうか。
そんな半信半疑の気持ちでfitbit versa を購入することとなりました。
今回はfitbitの睡眠計測について詳しくわかりやすくまとめましたので是非、読んで下さい。
睡眠の重要性を知る
脳の整理
睡眠は体だけではなくて脳の機能低下に影響があります。
睡眠不足の時は不快感や意欲が低下します。
これは脳が休息を求めている合図です。
睡眠が不足すると、精神的に不安定になり、うつ病などの精神疾患になることがあります。
脳を休息させるだけでなく、翌日に備えて修復・回復させるのが睡眠になります。
さらに睡眠は認知機能にも影響を与え、睡眠不足では大脳の情報処理能力に悪い影響が出て、判断能力や記憶力が低下し、日常生活でエラーを起こしてしまいます。
体の発育促進と抗老化、病気の予防
睡眠中には体の成長を促す成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンによって、骨や体がつくられます。
大人では身長は伸びないが、成長ホルモンは細胞の新陳代謝を促すので、切り傷や刺し傷、やけどなど傷の治癒促進、強く丈夫な骨や若々しい肌の維持といった抗老化の働きをします。
また、良い睡眠をとれると成長ホルモンの働きによって、体の種々の細胞が再生され、免疫力が高まります。
傷が治ったり、風邪が治ったりする自己治癒力を促すのが成長ホルモンであり睡眠です。
日中の活動の準備
生きるためにはエネルギーが必要です。
エネルギーを蓄えるために食事をとり、蓄えたエネルギーをとりだしたりします。
このサイクルが代謝で、そのサイクルを円滑に進めるのに酵素が必要になります。
睡眠で酵素が生産されるのです。
老廃物の排除
睡眠中には体内の老廃物が処理されています。
私たちの体内で生じる老廃物を酸化させるのが、活性酸素といいます。つまり、さびつかせ、老化を促進するのです。
がん、動脈硬化、認知症などさまざまな病気の原因とされるのがこの活性酸素です。
夜間や睡眠中にはメラトニンというホルモンが分泌され、活性酸素の無毒化が活発に行われているのです。
Fitbitの睡眠計測ってどうやって分かるの?
そのためには自分の睡眠を知る必要があります。
身近で睡眠計測をするにはスマートウォッチがあります。その中で私が愛用しているのはFitbit versaです。
使用してからまだ3週間程度ですが、Fitbitの睡眠測定が、ホント正確なんです。
Fitbitはどのようにして睡眠を計測しているのでしょうか。
FITBIT デバイスはどのようにして自動的に睡眠段階を検出しているのですか?
従来の睡眠段階測定では、脳波をもとに脳活動を測定し、目や筋活動を監視するその他の装置も併用して、研究施設で検出されています。 この方法は睡眠段階を測定する究極の判断基準である一方で(出典)、デバイスは睡眠段階をより快適で、便利な方法で推定します。
Fitbit は動作と心拍数パターンを組み合わせて睡眠段階を推定します。 1 時間程度動作がない場合は、トラッカーまたは時計は、あなたが眠りに落ちていると認識します。 寝返り等の睡眠時の行動を示す時間の長さといった追加データは、睡眠状態にあることを確認する役に立ちます。 眠っている間、デバイスは浅い睡眠、深い睡眠、およびレム睡眠段階の間で変動する心拍変動(HRV)として知られる心拍数の変化を測定します。 翌朝デバイスを同期する時、昨晩のあなたの動作と心拍数パターンのデータから睡眠サイクルが推定されます。
引用:https://help.fitbit.com/articles/ja/Help_article/2163#AutomaticDetection
つまり動作と心拍数パターンで睡眠サイクルを計測しているのです。
自分の睡眠を知る
Fitbitで計測した睡眠は浅い睡眠・深い睡眠・レム睡眠に分類され表示されます。
分類の内容はどのような以下のようになります。
浅い睡眠
浅い睡眠は、毎晩の眠りにつく際の入り口となり、身体は徐々にリラックスして動作も減っていきます。
この段階は通常、眠ってから数分以内に始まります。 浅い睡眠の初期段階では、覚醒状態と睡眠状態を行き来することがあります。 多少の物音で、簡単に目を覚まします。 呼吸と心拍数は、通常この段階でわずかに減少します。
浅い睡眠は心身の回復を促します。
深い睡眠
深い睡眠は、通常睡眠の最初の数時間で起こります。 朝起きた時に目覚めがすっきりしている時は、前夜に深い睡眠がしっかりとれています。
深い睡眠中は、外的刺激に対する体の反応が少なくなるので、目覚めにくくなります。 呼吸が遅くなり、筋肉が弛緩し、心拍数は通常より規則的になります。 一般に成人は、年を取るにつれ深い睡眠量が低下する傾向がありますが、睡眠パターンは人によって異なります。
深い睡眠は、身体的な回復と記憶と学習の側面を促進します。 この段階は、免疫システムの働きもサポートします。
レム睡眠
レム睡眠の初期段階は、通常深い睡眠の初期段階を経た後に起こります。 通常は、夜の後半に起こる睡眠サイクルで、より長期間のレム睡眠を体験します。
この睡眠の最終段階では、脳がより活発になります。 夢は主にレム睡眠中に見るもので、この時眼球は様々な方向に素早く動きます。 心拍数が増加し、呼吸が比較的不規則になります。 原則として、首からの下の筋肉は夢に反応しないように、不活発になっています。
レム睡眠は、前の日の情報を脳で処理・統合し、それを長期記憶に保存するため、気分の調整、学習、記憶に重要な役割を果たすことがわかっています。
必要な睡眠は深い眠りだけではないのです。
それぞれの睡眠が体に効果をもたらします。
私のFitbit versaでの睡眠測定はこちらの記事をみてください。
良い睡眠を取るにはどうすれば良いのか
睡眠状態を知り問題があった場合、改善が必要となります。
改善方法としてどのような事があるのでしょうか。
自分あった枕を使う
睡眠測定でも寝ている時の動作というのは重要なポイントです。
熟睡できていない状態は寝返りも多くなります。原因としては寝姿勢が安定しないということがあります。
寝姿勢を保つには自分にあった枕が重要になります。
自分にあった枕を使うことによって首や肩に負担をかけず熟睡することができます。
ポイントとして
高さが合わない
しっかり首を支えたい
柔らかすぎる枕が苦手
季節ごとに枕を変えたい
このような悩みをサポートしてくれるのはオーダーメイドの枕になります。
今回はアイメイドシリーズの枕を紹介致します。
自分に合った枕で正しい姿勢を保ち、良い睡眠をとることができます。
良い睡眠を摂りたい時はサプリメントを使う
睡眠は精神状態により体が疲れていても眠れないことがあります。
布団に入ってもなかなか寝付けないという状況は余計にストレスになってしまいます。
即効性でしたらサプリメントが効果的です。
生活習慣の乱れ、リズムの崩れを改善するにはすぐには直りません。
そのような時はサプリメントを利用することも良い睡眠に効果的です。
ナイトサプリ グリシンテアニン夜用サプリメント
通常の生活をしていると不足することはほとんどないアミノ酸。
しかし忙しくてなかなか決まった時間に食事ができない方、夜が遅いなど不規則な生活を送っている方には、アミノ酸を多く含むサプリメントで、効率よく摂取することが出来ます。
そして、こちらのサプリメントには6つの贅沢な成分が含まれ快適な眠りにつくことができます。
- ラフマエキス
- 発酵ギャバ
- グリシン
- L-トリプトファン
- L-テアニン
- カモミールエキス
アミノ酸サプリ スヤナイトα
アミノ酸のギャバ、トリプトファン以外にもヨーロッパで有名なハーブも配合したのがスヤナイト。
安らぐの草と言われるバレリアンエキスとカモミールエキスが配合されています。
寝る3時間前に食事をしない
体は消化活動を優先するため、食後にすぐ寝てしまうと内臓が休息できなくなります。その為、眠りが浅くなり疲れがとれないということになります。
仕事で帰りが遅くなった場合は、消化の良い物を食べ、食べ過ぎないようにしましょう。
夕食にはタンパク質をとる
まず朝は朝食をしっかり食べましょう。朝食は一日の活動のエネルギーになります。
そして夕食にタンパク質をとることで、食べたタンパク質が体の修復や良質な睡眠に必要なセロトニンの材料となります。
セロトニンの材料となるトリプトファンは、体内では作ることができず、食物から不可欠な必須アミノ酸です。トリプトファンをとると脳内でセロトニンに分解されます。
その為、肉や魚、乳製品や卵等の必須アミノ酸を含む良質なタンパク質をたくさん摂りましょう。
毎日の生活サイクルを崩さない
睡眠は生活リズムが重要です。
平日と休日でリズムが崩れると睡眠の質が落ち、寝ても疲れがとれないというようなことが起こります。そして注意力や作業効率も落ち、集中力が低下して運動時の怪我や仕事でのミスなどを招きます。
休みの日も起きる時間、寝る時間を出来るだけ変えないように過ごすことが重要です。
朝日を浴びる
朝日を浴びるのも生活のリズムを整えるのにとても重要です。
体は朝日を浴び、1日の始まりを認識します。生活リズムを整えるとこになります。
適度な運動をする
一日仕事や運動をして、体がある程度疲労することにより良質な睡眠を摂りことが出来ます。
日中、ゴロゴロと部屋で過ごしていたら、良い睡眠をとることは出来ません。
まとめ
睡眠不足は体に様々な悪影響がおこります。
まずは自分の睡眠状態を把握するために、自分の睡眠状況を知ることが重要です。
おすすめはFitbitなどのスマートウォッチです。
そして睡眠状態の確認が出来たら、良い睡眠をとるための対応が重要です。
良い睡眠により充実した毎日を送ることが出来ます。
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