2020年10月2日にFitbitから新機種Senseが発売されます。
Fitbit Versaに皮膚電気活動(EDA)センサー、皮膚温センサー、マルチバス光学式心拍数センサーを搭載した上位機種となります。
SenseはFitbitの新たな計測を追加して、どのような管理をして、どのような効果をもたらす様になるのでしょうか?
こんな方に読んでほしい Senseの機能に詳しく知りたい
実際に期待出来る効果は何か知りたい
買いか?
目次
Senseで出来ること
Senseに搭載された皮膚電気活動(EDA)センサー、皮膚温センサー、マルチパス光学式心拍数センサーの新しいセンサー。
これらでどんな事が出来る様になるのでしょうか?
ストレス管理
皮膚電気活動(EDA)センサーでストレスをSenseでは管理できます。
非常に落ち着いた状態から非常にストレスがかかった状態までの気分について計測することで、感情的な安寧を追跡し、時間の経過に対する気づきの意識の構築するのに役立ちます。
実際の計測方法は、SenseのEDAスキャンアプリでセッションを開始した後、静止したまま時計を手のひらで覆い、皮膚の汗レベルの小さな電気的変化によって測定されるストレスに対する身体の反応を検出します。
モバイルアプリ内にEDA応答グラフが表示され、時間の経過に伴う進捗状況を測定し、感情的な気持ちを反映します。
ストレス管理タイルには、ストレス管理スコアが表示されます。
これは、身体が日常的にストレスの兆候を示しているかどうかを理解するのに役立ちます。
Senseでは、すべてのユーザーが利用できる100以上のガイド付き呼吸、瞑想、ヨガセッションでオーディオトラックを利用して、昼夜を問わず心を落ち着かせることに活用出来るデバイスです。
心臓の健康機能
ECGアプリは、心房細動(AFib)の兆候がないかユーザーの心臓のリズムを数値化して評価することができます。
更に心拍数が高くなったり、低かったりした時に通知もしてくれます。
ストレスや体温は心拍数との関係が高く、心拍数の高低は心臓の疾患がある人にとっても重要な計測となります。
皮膚温度センサー
更にSenseでは皮膚温度センサーを搭載しました。
発熱や排卵の潜在的な発症など、体の変化を特定するのに役立ちます。
酸素飽和度(SpO2)モニタリング
酸素飽和度モニタリングはすでに対応ずみの機能となりますが睡眠中の平均SpO2レベルを追跡します。
SenseでFitbit Premium(プレミアム)が更に有効に
Senseでストレス管理や体温管理など新しい計測が加わったことにより、Fitbitプレミアムの対応が更に充実しました。
Fitbitプレミアムとは
マンツーマンの健康コーチングや、より細かい睡眠ガイダンスが受けられる有料サービスになります。
ユーザー1人1人にカスタマイズされたガイドプログラムも用意し、「アクティビティ/食生活/睡眠」などジャンルを絞った目標設定が可能です。
Sense は、画期的な新機能によって、ユーザーがストレスを管理するのに役立ちます。Premium 会員となることにより、ストレスに影響を与える感情的および生理学的要因を可視化しやすくなります。ストレス管理スコアの詳細を参照することで、体がストレスにどのように対処し、睡眠、運動、および心臓が、どのように貢献しているか詳しく知ることができます。また、気分がストレス管理スコアにどのように関連しているかもお分かりいただけます。
Fitbit公式ホームページより
その他、プレミアム会員だと
- 睡眠スコアの採点結果の説明とアドバイスが受けられる。
- 皮膚の温度が一晩中どのように変化したかを確認したい場合は、分単位の皮膚温度分析を利用可能
- 新しいダッシュボードで皮膚の温度やSpO2だけでなく、呼吸数、安静時の心拍数、心拍数の変動など、さらに多くの健康指標を追跡が可能
Fitbit Premium課金単位と金額
1ヶ月単位 1,100円
1年単位 8,900円
2020年9月2日現在、Fitbitプレミアム会員90日間無料キャンペーン中ですが、Fitbit Senseを購入すると6ヶ月無料です。
Sense購入希望の方へSenseを購入すると6ヶ月無料キャンペーンがついてきます。
しかし8月27日から開始した90日無料キャンペーンを先に使ってしまうと、新機種購入時の6ヶ月無料が使えなくなります。
まとめ
SenseはFitbitが新しい健康管理に取り組んだスマートウォッチ になります。
活動量計測、睡眠計測、ストレス計測、酸素飽和量モニタリング、皮膚温計測により健康に関するデータを数値化し分かりやすく知ることができます。
更に日本でも開始されたFitbitプレミアムを利用することによりユーザーに合わせたアドバイスや細かなデータ集計も対応し、よりサポートも充実しました。
今後は心電図計測も期待できますが、利用には認可が必要となるため未定となっています。
バッテリー6日以上やFitbit Payの利用、画面常時表示など既存の性能、機能を落とさず、新規機能を搭載したSenseはFitbitの技術をすべて詰め込んだデバイスとなります。
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