突然、ビックニュースが飛び込んできました。
活動量計測のスマートウォッチFitbitがSuicaが使えるようになりました!
Fitbitは活動量計測や睡眠計測に特化したスマートウォッチでバッテリーも1週間近く持続でき、とっても扱いやすいです。しかし、電子決済への対応は他のスマートウォッチと比較すると若干遅れていました。対応している電子決済はFitbit Payでソニー銀行のVisaデビットカード「Sony Bank WALLET」しかありませんでした。
電子決済への対応は諦め掛けていたFitbitにSuica対応は、ユーザーにとってはビックニュースです。
Suica対応を解説します。
2021年3月にSuica対応Charge4が発売されました!
2021年6月にSenseとVersa3もSuica対応しました。
これでFitbitは3モデルがSuica対応となりました。
目次
対応機種はFitbit Charge4
Suicaに対応するFitbitはCharge4になります。
最初の発表はJR東日本から
2021年1月28日にJR東日本からFitbit Charge4が3月上旬よりSuicaに対応すると発表がありました。
東日本旅客鉄道株式会社は、3 月上旬から Fitbit, Inc.のウェアラブルデバイス「Fitbit Charge 4」で Suica をご利用いただけるようにします。 最新世代のフィットネストラッカー「Fitbit Charge 4」が Suica として鉄道・バス、お買い ものなどでご利用できるようになります。引き続き、Suica を活用したキャッシュレス化の推進 に向けて取り組んでまいります。
JR東日本ニュース 2021年1月28日より
Versa3でもなくSenseでもなくCharge4で対応するとは予想外!
Charge4はGPS搭載のフィットネストラッカーでバッテリーも7日間持続することが出来ます。
Versa3やSenseに比べると画面が小さく、コンパクトな本体で装着性が良く、運動時にも快適につけている事が出来ます。また、カラーバリエーションも豊富でどんな服装にも合わせる事ができるので女性にも人気です。
対応時期は3月上旬となるようです。
現行のCharge4は対応していない!
発表ではCharge4で利用できるとなっていますが、現行のCharge4では対応していないようです。
Charge4は2020年4月に発売されました。まだ1年も経っていません。Suica対応のCharge4が発売されるという事ですが、ハードの対応が必要となるようです。
この発表をみてCharge4を購入してしまう人もいるかもしれませんが注意です。
機種名はそのまま?
2月3日時点ではFitbitからは何も発表はありませんが、果たして「Charge4」というモデル名で発売されるのでしょうか?もしかして「Charge5」の可能性もあります。
Fitbitは1年ごとにモデルチェンジをしてきています。
- Charge4 2020年4月発売
- Versa3/Sense 2020年10月発売
タイミング的にはCharge4でリリースするのがちょうど良かったのかもしれません。
そうなると、Versa3/Senseへの搭載は次期モデルでの搭載になるのでしょうか?
もしくは既に対応済みでFitbitOSのアップデートで対応できるのでしょうか?
この発表にVersa3/Senseがないところをみるとそれはなさそうですね。次期モデルまで我慢しましょう。
2021年2月27日 追記
本日、公式FitbitのホームページよりSuicataiounoFitbit Charge4が発表されました。
そして発売も同時に受け付けています。
モデル名はそのまま「Fitbit Charge4」でした
機能一覧
Fitbitで利用できるサービス一覧がこちらです。
新規発行 | 〇 | 発行と同時に最低 1,000 円のチャージが必要 端末 1 台につき発行できる Suica は 1 枚 |
クレジットカードによるチャージ | 〇 | Google Pay(Google アカウントに登録されているクレジ ットカード)からのチャージが可能 |
コンビニなどでの現金チャージ | 〇 | ※ |
券売機などでの現金チャージ | 〇 | ※ 一部の駅に設置されているトレイ型の券売機などで可能 |
銀行チャージ | × | |
チャージ残高による鉄道利用 | 〇 | Suica 対応のバス利用も可能 |
チャージ残高でのお買い物 | 〇 | |
残高表示 | 〇 | ウェアラブルデバイスでも表示可能 |
履歴表示 | 〇 | 前日分までの表示 |
払いもどし | 〇 | 手数料(220 円)が必要、アプリ上で払いもどし可能 |
再発行 | × | |
機種変更による残高引継ぎ | × | |
JRE POINT を貯める | 〇 | JRE POINT WEB サイトでの登録が必要 |
JRE POINT によるチャージ | × | |
定期券の購入 | × | バス定期券も不可 |
Suica グリーン券の購入 | × | |
タッチで Go!新幹線 | 〇 | 券売機での利用開始登録が必要 |
新幹線 e チケットサービス | 〇 | えきねっとへの申込が必要 |
ネット決済 | × | |
エクスプレス予約 | × | 東海道・山陽新幹線のサービス |
スマート EX | 〇 | 東海道・山陽新幹線のサービス |
Suicaの残高で買い物も出来ちゃいます!
Suica は日本全国の約 5,000 駅、約 5 万台のバスのほか、交通系電子マネーとして約 110 万店舗(2020 年 12 月末時点)でご利用いただけます。
JR東日本ニュース 2021年1月28日より
Fitbitでの電子決済が一気に広がります!
Fitbit Suicaの使い方
支払い方法は簡単
支払いするときにCharge4の操作は不要です。かざすだけ!
事前にSuicaをウォレットに追加しておけば、自動改札機、バス車載器およびSuica決済端末にかざすだけで支払いが可能です。
Charge4の電源の電源さえ入っていれば、Fitbitアプリを起動したり、暗証番号を入力する必要はありません。
Suicaの残高と充電があることは確認が必要です。
駅の改札に入って移動中に電源がなくなってしまったら、Charge4では支払いが出来ず改札を出ることができません。
その場合は駅員に伝え現金での支払いになります。また充電後に駅員に前回、Charge4での支払いができなかったことを伝える必要があります。
途中で充電がなくなると面倒になります・・・
Suica残高の確認方法
Suicaの残高確認もFitbitアプリで行えます。
- Fitbitアプリの[今日]タブ > プロフィール写真 > デバイス画像をタップします。
- ウォレットのタイルをタップします。
- 現在の残高は、 [クイックアクセス] セクションのSuicaの下に表示されます。
Suicaに入金(チャージ)をする
Suicaへの入金もFitbitアプリで行えます。
- Fitbitアプリの[今日]タブ > プロフィール写真 > デバイス画像をタップします。
- ウォレットのタイルをタップします。
- [Suica] > [入金(チャージ)] をタップします。
- 画面の指示に従い、Google Payを使ってSuicaに入金(チャージ)します。
Google Payを使えばFitbitアプリで入金ができちゃいます!
FitbitがGoogleファミリーになったおかげですかね。
Google Payを利用できない場合はコンビニで入金ができます。
スマホ(Fitbitアプリ)がなくても支払い可能
Suicaで支払う際に、スマホでFitbitアプリとの連携も必要ないです。
設定だけすれば、後はCharge4単独で支払いができます。
Suica対応のスマートウォッチ
Suica対応のスマートウォッチはApple Watch、Garmin、Sony wena3になります。
昨年、発表したスマートウォッチもSuica対応が増えました。その中でもApple Watchが電子決済への対応は一番多い状況です。
各社の電子決済対応状況は下記の記事に詳しくまとめています。
まとめ
FitbitのSuica利用開始の発表がJR東日本よりあり、Fitbitからはまだ詳細の発表はありません。
2月27日Fitbit公式HPよりSuica対応のCharge4が発売されました。
現状の対応機種はCharge4?のみ。今年のモデルチェンジでVersa/Senseにも搭載されると予想されます。
ハード面の変更も予想され、現行Charge4の後継機種となるかもしれません。
現行のCharge4は対応していませんのでSuicaを利用したい方は購入しないように気をつけてください。
3月4日にSuicaに対応したCharge4が発売されました!!!
Fitbit Senseユーザーのぞーさんです。