人気スマートウォッチのHuawei Watch GT2の新モデルGT3が発売されました。
Huawei Watch GTシリーズは腕時計のような丸い文字盤が特徴で一見、スマートウォッチとは思えないデザインです。
またApple Watchと比較してバッテリーの持ちが長いのも特徴です。
Huawei Watch GT3では46mmモデルで約14日間、42mmモデルでは約7日間持続することができます。Apple Watch7では最大18時間となっています。
毎日、身につけるスマートウォッチに何を求めるのか?そこがスマートウォッチ選びで重要なポイントとなります。
こんな方に読んでほしい デザインがかっこいいスマートウォッチを探している方
健康管理に興味がある方
いかにもスマートウォッチというデザインに抵抗がある方
最新の機能を搭載したスマートウォッチに興味がある方
目次
GT3は血中酸素濃度が常時計測できる
Fitbit Senseで睡眠時の血中酸素濃度を計測することができます。睡眠時の血中酸素濃度を計測することによって、無呼吸睡眠障害などを知ることができます。またFitbitではFitbitプレミアムという有料サービスに加入することで睡眠時のいびき計測も行うことができます。Fitbit Senseにはマイクが内蔵されているので計測することができます。つまりFitbitの血中酸素濃度計測は睡眠時のみとなります。
Huawei Watch GT3は常時計測となります。
1時間おきに安定時に自動計測をすることも可能ですが、計測したい時に計測を実行することも可能です。
昼間活動している時も酸素濃度が計測できるのは興味深いです。またコロナ感染で酸素濃度が計測できるという活用場面もあると良いかもしれません。
GT3は寝てる時じゃなくても「常時」体表面温度測定ができる
Huawei Watch GT3は「常時」体表面温度計測をすることができます。 常時、体表面温度測定ができるメリットとはどんなことがあるのでしょうか?
Fitbitの体表面温度測定とは
Fitbit Senseは皮膚温計測ができますが寝ている時の計測となります。それも変動の計測となり体温計のような使い方とは違います。またFitbitでは皮膚温計測からストレス計測も行なっています。スマートウォッチでストレス計測をしているのはFitbit Senseの特徴になります。計測したストレスを計測することによりストレスを解放することを意識するようになりました。例えば、深呼吸や瞑想です。ちょっとしたことなのですがFitbit Senseを使ってから意識するようになりました。
Huawei Watch GT3の体表面測定条件
Huawei Watch GT3の体表面温度測定には次のような条件で行います。
- HUAWEI WATCH可能な範囲は20~42度
- ストラップがしっかりと締まっている状態で10分間装着してから測定すること
- 通常の室温において32~34度が適正体温(体温計よりも若干低い)
- 測定時には水分の付着や直射日光などを避けること
以上の条件で適正な計測をすることができます。
皮膚表面の温度なので正確に計測するには環境を整える必要があります。
常時体表面温度が計測できるメリットとは
体の表面の温度なので体温計とは異なります。変化を見る程度で使用して、「体がおかしいなぁ」というときは体温計で計測するという使い方になります。つまり、体調不良の早めに気がつく事ができます。
GTシリーズの方が人気の理由
前モデルのHuawei Watch2とHuawei Watch GT2を比べるとGTシリーズの方が人気がありました。Watch2はHuaweiのスマートウォッチではハイエンドモデルとなりますが、価格・機能・デザインのバランスを考えるとGT2の方がユーズが高いとなります。
基本機能はほぼ一緒でデザインだってGT2も十分かっこ良く、手が届きやすいスマートウォッチだったと言うことになります。
先行発売されたHuawei Watch 3とは
Huawei Watch 3は2021年8月6日に発売されスポーツモデルは50,380円、クラシックモデル54,780円となっております。新規搭載センサーも多く、体表温度測定機能や転倒検知、手洗い検出などHuaweiの最先端の技術を搭載したモデルとなります。これらの機能はGT3にも搭載されていますが、Huawei Watch 3は画面のリフレッシュレートの高さやアニメーションが豊富となっています。その他、実装メモリもGT3が32MBに対してWatch3は2GBと大幅に大きくなっています。Huawei Watch3はハイエンドモデルの位置付けとなります。
【スペック比較】主な機能は一緒
Huawei Watch 3 | Huawei Watch GT3 | |
ディスプレイ | サイズ 1.43インチAMOLED(有機EL) 解像度 466ピクセル x 466ピクセル | サイズ 1.43 インチAMOLED |
材質 | ステンレススチール +セラミック | ステンレススチール +プラスチック |
センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 磁気センサー(コンパス) 光学式心拍センサー 気圧センサー 皮膚温度センサー 環境光センサー | 加速度センサー ジャイロセンサ 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー |
メモリー | ROM 16GB RAM 2GB | ROM 4GB RAM 32MB |
充電端子 | ワイヤレス充電 | ワイヤレス充電 |
対応OS | Android 6.0 以上 iOS 9.0 以上 | Android 6.0 以上 iOS 9.0 以上 |
バッテリー | 超長時間バッテリー持続モードは 約14日間。※1 スマートモードは約3日間。※2 | 超長時間バッテリー持続モードは 約14日間。※3 スマートモードは約4日間。※4 |
※1 超長時間バッテリー持続モード有効、工場出荷時設定、心拍数モニター有効、夜間の睡眠にHUAWEI TruSleep™有効、毎週30分のBluetooth通話、毎週90分のワークアウト(GPS有効)、メッセージ通知有効(SMSメッセージ50件、通話6件、アラーム3件)、画面を1日200回オンにした場合。
※2 工場出荷時の設定、毎日24時間スマートフォンとのBluetooth接続、心拍数モニター有効、夜間の睡眠にHUAWEI TruSleep™有効、毎週60分のアプリ使用、毎週30分のBluetooth通話、毎週30分のBluetooth音楽再生、毎週90分のワークアウト(GPS有効)、メッセージ通知を有効にし(1日にSMSメッセージ50件、通話6件、アラーム3件)、1日に200回画面をオンにした場合。iPhoneとのペアリングの場合は4 この状況で約1.5日の電池持ちになります。
※3 24時間心拍数モニタリングON、睡眠モニタリング(HUAWEI TruSleep™)ON、メッセージ通知ON(1日平均50メッセージ、電話6回、アラーム3回)、1日に200回画面表示、毎週30分のBluetooth通話および音楽再生、毎週90分のワークアウト(GPS有効)をした場合のファーウェイラボのテスト結果を参考にしています。
※4 24時間心拍数モニタリングON、睡眠モニタリング(HUAWEI TruSleep™)ON、メッセージ通知ON(1日平均50メッセージ、電話6回、アラーム3回)、画面を1日30分ON、毎週30分のBluetooth通話および音楽再生、毎週180分のワークアウト(GPS有効)をした場合のファーウェイラボのテスト結果を参考にしています。
公式HPより引用
GT3の方が安い
機能面ではほとんど差がないのに価格が一万円以上も違うというのは、コストパフォーマンスを考えるとGT3のようがユーザーにとっては大きいです。材質のこだわり、メモリの容量の大きさ、デザインの違いと価格バランスで判断するしかありません。
回転式クラウンが操作性が良い
GT3は回転式クラウンを搭載しました。回転することで画面の切り替え、スクロール、アイコンの拡大・縮小、選択などができます。スマートウォッチの弱点として画面の小ささによる操作性の低さがあります。しかし回転式クラウンで感覚的に操作でき流ので、他のスマートウォッチと一味違います。
まとめ
Huawei Watch GT3は他のスマートウォッチと比較して明らかに特徴的なデザインです。
普通の腕時計にスマートウォッチの機能を搭載したスマートウォッチです。画面も見やすく使い勝手を重視する方にオススメです。表体温計測、血中酸素濃度は計測したい時にすぐ確認することができるのも特徴です。
Apple Watchに比べてバッテリーも長く持つので普段使いにはバッテリー消費を気にすることなくつけられるので、ズボラな私でも昼間にスマートウォッチが起動しないなんてことはありません。
ひとつ残念なことが電子マネー対応です。FeliCa系の電子決済に対応していないので日本での電子決済は使うことができません。昨今のスマートウォッチと比較すると、この点に関しては遅れています。是非、購入する際はこの点だけ注意が必要です。しかし、出かけるとにはスマホを持っているので、実際に支払いに困ることはないはずです。