Apple Watch Series7が日本時間で2021年9月15日午前2時に発表されました。
ディスプレイが20%拡大
ベゼル幅1.7mm狭くなった
新色、グリーンが追加された
今回はディスプレイが大型化し、見た目が大きく向上しました。
今までのApple Watchは毎年秋口に新型を予約・販売してきました。
今回は新型Apple Watch Series7のリーク情報のまとめと対抗馬?ぞーさんも愛用しているFitbitとの比較をまとめてみました。
両者の違いはどこなのか?ユーザーはどこを比較して選んだら良いのか?詳しくまとめました。
目次
2021年Apple Watch Series7/Fitbit Sense2の発売日予測
まずはリリース次期を予想してみます。過去のリリース状況をまとめました。
Apple Watchの過去モデルの発売日
モデル名 | 発表 | 予約開始 | 発売日 |
初代 | 2014年9月10日 | 2015年4月10日 | 2015年4月24日 |
Series1/2 | 2016年9月7日 | 2016年9月9日 | 2016年9月16日 |
Series3 | 2017年9月12日 | 2017年9月15日 | 2017年9月22日 |
Series4 | 2018年9月13日 | 2018年9月14日 | 2018年9月21日 |
Series5 | 2019年9月10日 | 2019年9月10日 | 2019年9月20日 |
Series6 | 2020年9月16日 | 2020年9月16日 | 2020年9月18日 |
Series7 | 2021年9月15日 | 2021年10月8日 | 2021年10月15日 |
初代Apple Watchが発売されてから6年が経とうとしています。ウェアラブルデバイスとして登場して一般的に認知され、Apple Watchはスマートウォッチの代表的なデバイスとなりました。
Apple Watch Series7の発売は10月15日に決まりました。
Fitbitの過去モデルの発売日
Fitbitですがスマートウォッチとして人気が出たのはVersaシリーズとなります。Versaシリーズが発売されたのは2018年6月で3が経とうとしています。Apple Watchと比較すると半分ぐらいの年月となります。
モデル名 | 発表 | 予約開始 | 発売日 |
Versa | 2018年3月14日 | 2018年5月26日 | 2018年6月15日 |
Versa2 | 2019年8月29日 | 2019年9月11日 | 2019年9月24日 |
Versa3/Sense | 2020年8月25日 | 2020年9月10日 | 2020年10月2日 |
versa4/Sense2 | 2021年9月? | 2021年9月? | 2021年9月? |
Versaシリーズも9月末ごろに発売されているので予定通りだと9月末の発売になりますが・・・
Apple WatchとFitbitのできる事を比較
Apple WatchとFitbitでどんな事が出来るのでしょうか?
Apple Watchの最新Series6とFitbitの上位機種Senseで比較してみましょう。
出来る事 | Apple Watch Series6 | Fitbit Sense |
時間の確認 | ◯ | ◯ |
ストップウォッチ | ◯ | ◯ |
タイマー | ◯ | ◯ |
通知機能 | ◯ | ◯ |
LINE通知・返信 | ◯ | × :通知のみ◯ |
電話の応答 | ◯ | ◯ |
音楽再生 | ◯ | × |
音声認識 | ◯ :Siri | ◯ :アレクサ、 Googleアシスタント |
Suica | ◯ | ◯ |
電子決済 | ◯ :Apple Pay | ◯ :Fitbit Pay |
心拍数の測定 | ◯ | ◯ |
活動量計測 | ◯ | ◯ |
防水機能 | ◯ :50m耐水性能 | ◯ |
地図の確認 | ◯ | × |
スマホカメラの リモート操作 | ◯ :iPhone | × |
文字盤の変更 | ◯ | ◯ |
スマホの音を 鳴らす | ◯ | × |
バンド交換 | ◯ | ◯ |
PCのロック解除 | ◯:Mac | × |
転倒時の 緊急連絡機能 | ◯ | × |
睡眠計測 | ◯ | ◯ |
血中酸素濃度を 測定 | ◯ | ◯ :睡眠時のみ |
高度計 | ◯ | × |
心電図測定 | ◯ | × |
スマホの顔認証 | ◯ | × |
ストレスチェック | × | ◯ |
その他、アプリで出来る事が増えますが初期機能でできる事は以上になります。
Apple Watchはアプリでの拡張性が高いので伸び代は優位です。
またiPhone・iPadユーザーは当たり前ですが相性は良いのでApple Watchをフルに有効活用する事ができます。
電子マネーの対応比較
Apple Payで利用できる電子マネーはQUICPay、iD、Suica、PASMO、Visaのタッチ決済の5種類となります。さらにPayPayアプリを登録する事でPayPayも利用できます。
Apple Watchはスマホみたいな使い方ができるのが特徴です。
Apple Pay・・・QUICPay、iD、Suica、PASMO、Visaのタッチ決済、LINE Pay
アプリ・・・・PayPay
続いてFitbitの電子マネーの対応状況です。
Fitbit Pay・・・Sony Bank WALLET、PayPay銀行、Suica
Fitbit Payですが、Visaのタッチ決済が利用可能です。しかし、対応しているカードがSony Bank WALLETとPayPay銀行のみとなります。またSuicaも利用できるようになりました。
Fitbitは電子マネーは日本ではまだまだ少ないですが徐々に広がってきているという状況です。個人的にはSuica対応はとても便利なので、自分が使う電子マネーがあればApple WatchとFitbitのどちらでも問題はないです。
電子決済サービスの対応はApple Watchが広く使え便利です。
心電図測定
Apple Watchは日本でも認可がおり、心電図測定が可能となりました。FitbitはSenseには機能を搭載しているものの日本ではまだ利用できません。両機種ともヘルスケア機能が充実してきて今後のスマートウォッチには重要な役割となっていきます。
Apple Watch 7の変更点とFitbitの予想
2021年の新機種予測ではApple WatchもFitbitも弱点だった内容を改善するような情報が入っています。両機種ともどんどん完成度が高くなってきて、ユーザーは機種選びがさらに難しくなってきました。
Apple Watchの変更点
ディスプレイが大型化により見やすさが大幅に向上
今回の変更点で目立ったのが画面の大型化です。
厚みが出て丸みが強調され、ベゼル幅が狭くなった分より画面表示が大きくなった印象です。
スマートウォッチでこれだけの見やすさがあればスマホを取り出す機会も激減しそうです。
そして画面の丸みが操作感も良くなり、スマートウォッチの弱点を克服しています。
バッテリーは持続よりも高速充電が重要?
Apple Watchは血中酸素濃度計測や心電図計測など多機能なのでバッテリーの消費が大きいです。
稼働させるアプリによってバッテリーの持続時間も異なります。なのでバッテリーの持続時間で比較するよりもいかに速く充電するかが重要となります。
Series 6よりも33%も速く充電できるようになり、8分で8時間の睡眠を計測することができます。
これなら夜、風呂に入っている間に充電すれば睡眠時の計測も可能です。
ちょっとした合間に充電すれば1日中、計測することが可能となります。
スマートウォッチとしての完成形
Apple Watchは初代から改良を重ね、スマートウォッチとして弱点だったところを今回のSeries 7にして克服し、完成形となりました。それは身につけるスマートウォッチとして必要な強靭性。1日中、計測し続けるためにバッテリー。装着感が求められるが故の操作性と見やすさの確保。
これらをSeries 7で改善され、Apple Watchの本来の目的を果たすことが可能となりました。
Fitbitのリリース情報
Fitbitのリリース情報はまだ飛んできておりません。
2021年5、6月とOSのアップデートで大きな機能追加がありました。
Fiitbit Sense/Versa3はSuicaに対応した
Fitbit Sense/versa3についてはOSのアップデートで6月にSuicaに対応したり、Googleアシスタントに対応したり劇的に進化を遂げました。これは非常に嬉しいアップデートでした。既にSenseとVersa3を利用していたユーザーはSuica対応は期待せずに使っていたはずです。私もそうでした。今後の期待としては心電図計測の日本での認可はどう何かな?ぐらいでした。
そこに突如、Sense/Versa3の既存モデルで無料でアップデートするとSuicaに対応するなんて。これから新規でSense/Versa3を利用しようとしているユーザーにとってもグッドポイントとなります。
FitbitがSuicaに対応したことにより利用できる場所が一段と増えました。今まで電子決済への対応は遅れていたので他のスマートウォッチと比べても最低限は使えるようになりました。
動作のカクカク感を改善してほしい
リリース情報ではなくて要望になってしまいますが、OSのアップデートの影響なのかちょっと動作がカクカクするんです。Suicaをタッチするときも画面表示するまでがちょっと時間がかかる感じがするんです。
Fitbitユーザーはもともと活動量計測や睡眠計測などヘルスケアがメインで利用しています。なのであまり多機能にしてバッテリーの持続時間が短くなったり高額になってしまうとユーザーとしては残念です。個人的にはあと心電図測定が早く認可されれば完成じゃないっという感じです。
Apple WatchとFitbitはどっちが買い?
Apple WatchはiPhoneユーザーの利便性は高いです。iPhoneを取り出さなくてもApple Watchで着信を確認したり、ちょっとした返信ならApple Watchだけで出来たりします。セルラー機種ならApple Watchのみで通信が出来るのもApple Watchの特徴とも言えます。腕にスマホが付いているようなものでアプリも豊富に対応し、電子決済対応はApple Watchが最も多くのサービスに対応しています。機能で比べたら他のスマートウォッチは敵ではありません。強いて言えばバッテリーの持続時間ですが、Apple Watchはとにかく多機能、そのためバッテリー消費は仕方ないです。しかし、Series 7で充電時間を速くしたことで隙間時間で充電し、1日中計測することが可能となりました。
Fitbitはあくまでも活動量計測・睡眠計測のヘルスケアに特化したスマートウォッチです。但し電子決済も対応が広がり利便性も兼ね備えてきています。ユーザーの用途に合えば価格や使い方はとてもバランスが良いスマートウォッチです。スマホでやれることはスマホに任す。FitbitでやりたいことはFitbitに任せる。というすみ分けをすればFitbitは使い勝手がよいスマートウォッチです。
まとめ
Apple Watch Series7
見やすさ、操作性、強靭性の向上
iPhoneの確認が激減する
次期Fitbit Versa4/Sense2
機能を厳選しバッテリーが長時間持続
活動量・睡眠・ストレス計測に特化
Apple Watch 7は派手な機能追加はないものの画面が見やすくなり使い勝手がすごい良くなった!
2021年10月に入ってもまだ発表がありません。。。。。