Evernote(エバーノート)の魅力。まだ便利な使い方を知らないかも。

Evernoteを使って6年。

初めはメモやファイルをパソコンやスマホで一元管理をしたくて使い始めました。

ファイル管理はGoogleドライブやiCloud、Drop Boxなどを使っていました。データ管理が散らば過ぎて何がどこに保存されているのかわからなくなりました。自分が使い易いクラウドサービスは一体どれなのか?価格とサービスが自分の使い方に合っているのはどれか?いろいろ試していくうちに増え続けてしまい、管理しずらくなってしまいました。

そんな試行錯誤の中で、出会ったのがEvernote。

 Evernoteは写真データ、エクセルデータ、テキストデータ、PDFデータさまざまなデータをその名と通り、ノートで管理します。今回はEvernoteはどんなノートなのか、どんな使い方が出来るのか詳しくまとめました。

こんな方に読んでほしい Evernoteを使い切れているのか不安な方
Evernoteをもっと活用したいと思っている方
他のノートアプリに乗り換えを検討している方

使い始めは正直、使いづらい

データ管理はフォルダを作成してそこにファイルデータを保存する方法が今まで慣れていました。しかし、Evernoteはファイルではなくノートで管理します。

エクセルデータもPDFデータも写真データも全てのファイルデータはノートに添付して管理します。ノートにはタイトルをつけてノートで管理するのでフォルダというものがありません。

Evernoteの構成
  • ノートブック ノートをカテゴリや場所情報、目的別に分類して整理。ノートブックごとに共有設定が可能。<中項目>
  • スタック 同じトピックやテーマをノートやノートブックに分類して整理。<大項目>
  • タグ ノートに複数のキーワードを設定できる。<小項目>
ぞーさん

当たり前だけどファイル管理ではなく、ノートで管理するのです。

ノートをスタックやノートブックで仕分けして整理することができます。それ以外にはタグでの管理があります。それはノートごとに複数のタグを入力してタグで仕分けすることもできます。スタックやノートブックと違い、複数のタグをつけられるので探し出す時に見落としがなくなります。

Evernoteは初めはちょっと管理しづらいですが、Evernoteは優れた検索機能があります。テキストはもちろん添付しているPDFまで検索してくれるんです。必要な情報を引っ張り出せるのがEvernoteの強みなのです。

ノートで管理することに慣れてしまえば、もうEvernoteを手放すことはできなくなってしまいます。

ズボラな人におすすめ。仕事もプライベートも関係なくノートをぶち込む

私は作成したノートは一旦、「未分類のスタック」へ登録されます。

とにかく保存先などは気にせず仕事用、プライベート用、どんなノートも「未分類のスタック」へ登録します。登録先の指定は自由に選ぶことができます。自分で作成したノートブックにノートを作成することも出来ますが、本来のEvernoteの使い方はノートブックで管理するのではなく、どこに保存しても優れた検索機能で必要な情報を引っ張り出すことができるのです。その為、ノートブックで整理して作るよりも、書き留めたい情報をどんどん詰め込んでいけば良いのです。

Web版を知らなかった

Evernoteの特徴は優れた検索機能になりますが、その他の特徴にあらゆるデバイスから管理できることです。iPhone、iPadのアプリもあり、パソコンもWindowsもAppIeにも対応しています。Web版のEvernoteもありブラウザがあればEvernoteを使うことができます。

ありとあらゆるデバイスに対応しているから、どんな状況でもEvernoteを使うことができるのです。

ぞーさん

実はEvernoteを6年以上使っていて、Web版を知らなかった・・・

2018年10月からEvernoteはWeb版のサービスを開始しました。

会社のパソコンではセキュリティー上、EvernoteのアプリをインストールできないのでWeb版を使用しています。そのほかに会社のiPhone、iPadにはiOSのアプリをインストールしています。そしてプライベートのiPhoneとMacパソコンでも使用しています。全てのデバイスでEvernoteで繋がっているのです。

Evernoteにさえ、もれなく情報を詰め込めば、どんな状況でも情報を漏らすことなくデバイスを気にする事なく管理することができるのです。

ただし、Web版だとパソコン版と比べると使えない機能があります。それはマージ機能です。マージ機能は複数のノートを一つにまとめる機能になります。

細々した同類のノートをひとまとめにできるのは後で見返す時にとても便利です。整理する時にとても重宝しているのですが、Web版では現状、利用することができません。

マージ機能は2022年5月現在、Web版でも利用できます。Evernoteは日々、アップデートしながらどんどん使いやすくなっています。今ではWeb版もストレスなく使えるので会社でも自宅でも、どの端末から利用する事ができます。

手帳も使い続ける

メモツールを使うということは脱・手帳に繋がると思います。

しかし私は手帳も併用しています。一見、無駄に感じるかもしれませんがEvernoteは画像も管理できるので手帳に書きなぐったメモも写メでEvernoteに保存しています。プレミアム版なら画像の文字も検索する事ができます。Evernoteを整理するときは手帳も手元に置いて整理するのです。手帳は手帳の良さがあるのです。それを尊重しながらEvernoteで管理できるというのもおすすめな使い方になります。

Googleドライブとの連携

ファイル管理は以前からGoogleドライブを使っていました。Googleドライブもマルチデバイスでなくてはならないツールの一つです。

2016年ごろEvernoteとGoogleドライブは連携しました。Evernoteから直接Googleドライブにアクセスできるようになっていたのです。

ぞーさん

Googleドライブとの連携も知りませんでした・・・

「ファイル管理はGoogleドライブ、ノート管理はEvernote」以前から使っていたのですが、まさか連携していたとは・・・。

GoogleドライブとEvernoteがあればどこにいても必要なデータを管理する事が容易にできます。

パソコンのフォルダを自動で保存。バックアップにも使える。

パソコン内のファイルを自動で保存できる「インポートフォルダ」という機能があります。実は以前からあったのですがMacパソコンには対応しておらず、2021年6月からMacにも対応しました。

「インポートフォルダ」めちゃくちゃ便利です。パソコン内の指定したフォルダをEvernoteに自動で保存できるんです。閲覧目的で使うのも良いのですがバックアップ用としても使えます。プレミアムプランなら毎月10GBまでアップロードができます。ベーシック(無料)プランだと毎月60MBしかアップロードできないため、「インポートフォルダ」を使うならプレミアムプランが有効です。

無駄時間の削減。ネットサーフィンよりエバーノートで自分の頭脳を整理。

いろんな情報を入手するのにネットを使います。気がつくと以前に見た情報などもあり、気がつくと膨大な時間を費やしていることがあります。でも自分に必要な情報は入手出来ていて実は整理できていない事が多いのです。情報収集に時間を費やし情報の整理が出来なくなっているのです。

Evernoteのノートを整理していると自分でも忘れていた情報に気づく事が多々あります。情報に溺れていて整理できていないだけで実は必要な情報はすでに入手出来ているのです。

Evernoteの自分の頭の中を整理するようなものです。

仕事、趣味、ジャンル関係なしに全て管理できます。これらの情報を整理して活用できるということは人生を豊かにすると言っても過言ではありません。

迷わない。いろんな評価があるけどEvernoteを使い続ける

Evernoteは私にとって手放せないルーツですが、Evernoteユーザーからはアップデートにより使いづらくなったという意見があります。デバイス数の制限であったり、他のサービスが良くなってきてEvernoteでなくても大丈夫になったとか・・・・、離れていくユーザーの理由で一番多いのが重くなったという意見を聞きます。

私は特に重くなったということを感じたことはありません。Web版でもサクサク動作しますし、パソコンアプリでも動作に問題はありません。もしかするとデータ量であったり、動作環境の影響があるので一概には判断できません。

サービスの比較のレビューもいろいろと見ましたが、比較すれば違いはあります。どのサービスも一長一短はあります。人それぞれ重要視するポイントも違います。無料版と有料版でもサービス内容は違います。

何が言いたいかというと、私にとってもEvernoteはずっと使い続けていくし、どんどん情報を詰め込んでどんどん手放せないツールであるということです。

まとめ

Evernoteのおすすめポイント
  • 「ファイル管理はGoogleドライブ、ノート管理はEvernote」連携した両サービスはいいとこ取り。
  • Web版はパソコンの容量を気にせず安心。
  • テキスト・PDF・画像から検索できるからどんどん突っ込んでまとめて整理。ズボラな人にもおすすめ。
  • 「インポートファイル」でパソコンデータのバックアップとしても使える。

使い方や機能の紹介は他のブログでもたくさん取り上げています。今回は私なりのEvernoteの関わりについてまとめました。

機能はどんどん進化していくので、他のサービスと細かな比較をしてもそんなに大きな問題ではないと私は考えています。そんなことより、本当に自分はEvernoteを使いこなせているのか?ということが一番重要だと思いました。

今回の記事を書くにあたり、私が知らなかったEvernoteの機能の発見もたくさんありました。つまりどんどん進化しているのです。ただのメモツールではなく、データ保存として使え更にデータの中のキーワードまで検索してれるのがEvernote。増え続けるデータを有効活用するのにEvernoteは欠かせないツールとなりました。

プロフィール

妻と7歳の息子と3人暮らしの44歳のぞーさんです。40過ぎて体力の衰え、睡眠不足に悩みスマートウォッチに出会いました。「健康の見える化」にFitbit Versaを使い始め1年。Fitbitの良さを発信しています。このブログでは「人生を楽しく・健康に暮らすためのスマートなモノ」をテーマにしています。みなさんにお役に立てるような情報を発信していきます。よろしくお願いします。