SpotifyやAmazon Music、Google Play Music、Apple Musicなど音楽配信サービスが増え、スマホやタブレット、パソコンで音楽を聴くことが一般的となってきました。
スマホなどのデバイスからの音楽の聞き方も、出来るだけ高音質で聞きたい場合はイヤホンやヘッドホンで聴くのか容易です。しかし、音楽をリビングで家族と聞きたい時やBGMのようにいつも音楽を流したいという場合はスピーカーしかありません。
スピーカーもネットワークに繋がり音楽配信サービスを直接、聴くことが出来たり、音声認識機能を搭載したスマートスピーカーがあります。代表的なのがAmazon EchoやGoogle Homeなどです。
スマートスピーカーを利用したことがない人には「音楽配信サービス対応」「音声認識機能搭載」「スマホアプリで操作」など機能が複雑で、スマートスピーカーごとに対応しているサービスや機器が異なるのでスピーカー選びに困惑してしまいます。
そこで今回はワイヤレスオーディオメーカーSonos(ソノス)製品で、スマートスピーカーの機能やサービスの関連性、仕組みを詳しく解説します。
仕組みを理解するとスマートスピーカー選びも迷うことがなくなります。
こんな方に読んでほしい スマートスピーカーの便利さを知りたい方
Sonos製品の良さを知りたい方
音楽をもっと楽しみたい方
目次
Sonosでスマートスピーカーを説明する理由
スマートスピーカーも各メーカーから販売されていますが、スマートスピーカーは音楽配信サービスや機能が豊富なゆえ、対応しているサービス、機能が製品ごとに異なります。
例えば
- ネットワークはWiFi接続なのか?Bluetooth接続なのか?
- 音声認識機能はGoogleアシスタントなのか?Alexaなのか?
- スマホはAndroidなのか?Appleなのか?
- 利用したい音楽配信サービスはどこなのか?
このような機能、サービスに多様性があるのがSonos(ソノス)となります。
そのため、スマートスピーカーを説明するにも対応範囲が広く、全体像を掴むのにとてもわかりやすいのでSonos製品で説明します。
スマートスピーカーの仕組みを掴む

スマートスピーカーの仕組みをSonosをもとに解説してみます。
SonosはWiFi環境で繋がった複数のスピーカーをSonosアプリで操作することができるのが特徴です。
Sonosの製品の中にはWiFi接続以外の接続方法もあり、機器の繋がりやサービスの繋がりが多様となっており、拡張性が高く求めている使い方に合わせて自在に構築できるシステムです。
今回はSonosシステムを参考にスマートスピーカーの仕組みを解説します。
WiFi環境で繋がる
Sonos OneはWiFiに接続し、Sonosアプリで操作します。
複数のSonos Oneなどのスピーカーを同じWiFi環境でひとつのSonosアプリで操作することができます。左右のステレオスピーカーで利用したり、個々のスピーカーとして別々の部屋で聞いたりすることができます。
しかしSonosアプリもWiFi環境でしか利用することが出来ません。WiFi環境以外でSonosアプリを起動してもSongリストなどは真っ白となり利用することができません。

音声認識機能
Sonos Oneにはマイクが搭載されていてAlexaなどの音声認識機能を搭載しています。設定はSonosアプリで行い、Amazon Alexaのアカウントを紐づければ利用することが出来ます。そのため、Amazon Alexaアプリをスマホにインストールし設定を行います。
しかし、Amazon AlexaアプリからSonosスピーカーの設定をすることはできません。SonosスピーカーはSonosアプリから操作することになります。
また、SonosにAlexaを登録するとradikoを聴くことができます。
Alexa以外にもGoogleアシスタントも今後、対応予定となります。Sonosはひとつのスピーカーで複数の音声認識機能を搭載できるスピーカーとなります。
AirPlay2で繋がる
Appleデバイスユーザーのみとなりますが、AirPlay2で繋がることができます。しかし、利用するAppleデバイスが同じWiFiに繋がっていることが必要です。
Sonosアプリをインストールしていない端末から利用したいときはとても便利です。
Bluetoothで繋がる
SonosはWiFi環境で利用しますが、Sonos Moveという機種だけがBluetoothでストリーミングが可能となります。
WiFi環境ではWiFi接続、WiFi環境がない場合はBluetooth接続に切り替えて使用できます。
それにより場所を選ばず音楽プレイヤーデバイスやスマホからBluetoothで繋がり音楽を楽しむことができます。
しかし、WiFi環境でない場合はSonosアプリが利用できないので別のオーディオアプリからの再生となります。

このSonos Moveはバッテリーを搭載していてフル充電で10時間稼働できます。
Sonos Moveは補助的にWiFi以外でも使えるように作られたスピーカーではなく、Sonos One同様の音質を家でも楽しめ、さらに外でもSonosサウンドを楽しめるように設計され、本体も耐衝撃性と防水性を備えています。
HDMIで繋がる
Sonos Oneを使い始めてリビングでの過ごし方が変わりました。テレビを付けっ放しにするよりBGMを常に流して音楽が絶えない生活となりました。
音質の良い音楽を聴くと映像と一緒にSonosが使いたいという欲求が芽生えてきました。
そこでSonos One以外の製品をチェックしてみると、Sonoe Beamがありました!
自宅のテレビとSonos BeamをHDMIで繋ぐことができます。
テレビがSonos Beamを通してSonosシステムと連携することができるのです。
映像とSonosサウンドの連携は素晴らしく、スピーカーを増やせば5.1chサウンドを自宅で楽しむなんてことが出来るのです。聴く人数に合わせてスピーカーの位置を変えるのも簡単ですし、一人で楽しむ場合も自分の位置に合わせて配置するのも良いです。
まとめ
スマートスピーカーというと、「アレクサ」っと声を掛けると天気を読み上げてくれたりするというイメージが強いですが単にワイヤレスにして、音楽配信サービスや音声認識機能を利用できるようにして便利にしただけではないのです。
Sonosのように音質が良く、拡張性があるスマートスピーカーは、音楽の楽しみ方をいろんなシチュエーションに合わせることができるスピーカーなのです。
スマートスピーカー選びでは、出来ること、対応機能・仕様、拡張性は全く違うのでチェックして自分に合ったスピーカーを探してください。
スマートスピーカー選びに迷ったら音の良さ、豊富なサービス対応、拡張性、簡単設定の「Sonos One」から始めることをお勧めします。
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