初めて購入した車はTOYOTA MR2です。
TOYOTA MR2とはエンジンの配置を前輪と後輪の間となり、ミッドシップと呼ばれています。MR2は実際の配置はほぼ後輪の上になります。
そのエンジンのレイアウトのため、後部座席がなく二人乗りとなります。
そんな斬新な車をしかも200〜300万円の価格帯で今のTOYOTAでは考えられません。
大学生時代にアルバイトをしながら、ずっとこのMR2を購入しようと働いていました。中古車だと100万円代でも市場に出回っている車でした。
そんなTOYOT MR2を紹介します。
車選びのテーマ
車選びのテーマは
街中を軽快に走る!男は黙って2シーター!
です。
MR2の特徴はエンジンがドライバーの後ろに設置されています。
そのため、車の重量が中心にバランスよく集中することで、車の旋回時の安定感が増します。学生時代にバイクでツーリングをしていると峠で普通の車よりも明らかにクイックなコーナーリングをしているMR2を見かけたのが興味を持ったきっかけです。
調べると、ミッドシップで2シーター、そして2リッターターボ。この仕様で手の届く価格帯。
そこから一気にMR2の魅力に取り憑かれました。
社会人になったらローンを組んですぐに購入しようと大学生の時からいつもこの本を読んでいました。

TOYOTA MR2のモデルについて
実際にぞーさんが購入したMR2は、SWのⅡ型になります。2リッターのターボになるのですがそれまでに1.6リッターのAWというのもありました。
大きくモデルチェンジをしているので、モデルをまとめてみました。
初代AW10/11型

グレード
S :3A-LU型1,500ccエンジン
G :4A-GELU型1,600ccエンジン
G-Limited :4A-GELU型1,600ccエンジン、Tバールーフ
※G、G-Limitedの後期型からスーパーチャージャーを搭載した。
2代目SW型

グレード
GT :3S-GTE型2,000ccエンジン、ターボエンジン
GT-S :3S-GTE型2,000ccエンジン、ターボエンジン
G-Limited :3S-GE型2,000ccエンジン
G :3S-GE型2,000ccエンジン
2代目から2.0リッターとなり、ターボエンジン仕様が発売されました。この2リッターエンジン3Sはセリカなどに搭載されているエンジンです。
こんなコンパクトで軽量(1,210〜1,270kg)な車に2.0ターボエンジンを積んでるんですから、危険な車ですね。
TOYOTA MR2の購入
そして社会人になり、すぐに中古で100万円のⅡ型のMR2を購入しました。
本当は後期型のⅢ型以降が良かったのですが予算的に無理でした。
当時はスマホもなく、写真がほとんど残っていません。
この車はかなり扱いが難しく初めての車だったので慣れるまで大変でした。マニュアルも初めてだったので始めは雨が降ると、良くリアをよく振ってました。
ミットシップのため、車の重心が中心になっていて、一旦車がスリップすると、もう制御出来ません。路面が凍結していて、ちょっとスリップして2回ほど突っ込みバンパーを2回交換しました。かなり暴れん坊でトリッキーな車でした。
また、後部にエンジンを搭載しているのでトランクスペースがありません。しかしスペースがないなりにトランクはあります。ホントちょっとしたものしか入れることは出来ません。購入当時、大学の卒業旅行の帰りに納車に行ったのですがスーツケースが入らなかった思い出があります。
また、座席もリクライニングはできません。そのため車でちょっと仮眠をするなんて時も座った状態で仮眠をするしかありません。
実用的な使い方は一切できないMR2ですが、車で走ることを楽しむということに特化したとても贅沢な車でした。
初めての車だったので、愛着も思い出もたくさんある車です。
まとめ
TOYOTA MR2は若者が手が届く価格帯で、走りを楽しむための車です。実用性は全くなく今の時代では考えられないコンセプトの車でした。
当時の時代を表した走りに特化した車で、こんな面白い車を乗れることはもうないと思わせる車でした。
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