6歳の息子がいるぞーさんです。
子供がいる親は「子供の特技は何か」「伸ばすにはどうするか」など考えて、出来るだけ早く幼少期のころから、習い事をさせる方がたくさんいます。
さらに2020年教育改革もあり、今後の教育に不安に感じる親が多いです。
2020年の教育改革でポイントとなるのが、グローバルなコミュニケーション能力です。
そうなると必然的に英語力は求められてきます。
英語力を身につけるにはやはり幼少期から英語に触れさせることがとても重要です。耳で聞き取れる音の範囲が日本語とは全然違うので、成長過程の幼少期から英語環境に触れさせることが必要です。
そんな教育環境をぞーさん家ではいろいろ考えて、ある小学校付属のインターナショナルプリスクールに通っています。
本記事は2020年の教育改革を控え、グローバルなコミュニケーション能力を身につけるための教育環境について、実際にインターナショナルプリスクールに通ってどうだったのか、ぞーさん家の実例をまとめました。
こんな方に読んでほしい インターナショナルプリスクールに通ってどうだったのか知りたい
インターナショナルプリスクールはどのくらいの費用がかかるのか知りたい
目次
インターナショナルプリスクールってどんなところ?
インターナショナルプリスクールとはどのような学校なのでしょうか。
日本では2〜5歳までの通う学校になるので「幼稚園」や「保育園」にあたります。プリスクールでは付属の小学校があるところがほとんどです。
昔は日本に住んでいる外国人が通うところがインターナショナルスクールというイメージでしたが、今は日本人の子供が国際的なコミュニケーションを身につける学校という位置付けです。
インターナショナルは小学校の卒業資格はあるの?
インターナショナルプリスクールを卒業すると小学生となります。プリスクールには付属の小学校がありますが、小学校がポイントとなります。
英語の小学校には「インターナショナルスクール」と「国際小学校」に別れます。
何が違うかというと
インターナショナルスクール = 認可ではない
国際小学校 = 認可である
「認可」があるということは小学校の卒業資格があるということになります。
つまり、インターナショナルスクールは卒業資格がないのです。
ほとんどのインターナショナルスクールは高校まであるので、高校卒業後は海外の大学へ進学するというのが一般的です。
ぞーさんの息子は、認可の国際小学校に通っています。そのため、小学校を卒業すると日本の中学校へ通うことができるのです。
息子のプリスクールの環境について
息子のプリスクールの環境は、
- 学年は1クラス
- 1クラス30名
- 先生は1クラス3名
- 先生はもちろん外国人
- プリスクールでは英語のみ
- 預かり保育的なものはない
- 親の参加型イベントが多い
- 体育の授業が少ない
授業は少人数制です。チームに別れたりしても1名の先生が10名程度の子供と接するので子供は常に先生に集中しています。授業参観で観ていても、他のことに気がいっているような子はいませんし、子供たちは楽しんで先生とやりとりしています。そのため、その日に学んだことを確実に身につけていることは毎日実感できました。
子供が家に帰ってくると、今日学んだこと、明日の持ち物、注意事項など先生に英語で説明を受けた内容は私たちに説明できています。
親には毎日メールで一日の授業の内容と連絡事項が英語できます。そこで子供のいっている事があっている事を確認できます。
とにかく少人数制というのはとても集中力を持続させ充実した授業を行う事ができると実感しました。
どんな親が多いか
英語教育に熱心な親は、親も国際的な仕事に携わっている方が多いです。しかし最近は英語教育は一般的に求められるので、ぞーさんのように英語が話せない親もいます。
また、インターナショナルスクールや国際学校は学費が高いです。プリスクールで年間150万円はかかります。そして小学校になると年間200万円となります。
40代の平均年収は541万円(税引き前)です。ぞーさんは会社員なので負担は大きいです。我が家は子供がひとりなので通っていますが、兄弟がいたらふつうの会社員では無理です。
その為、息子の学校の親は、自営業や医者、教授、弁護士の方が多いです。
まだまだ日本で英語教育の環境をつくるとなるとお金がかかるのが現実です。
合わせて読みたい
プリスクールでしゃべれるようになるのか?
ぞーさんの息子はプリスクールの年長さんになります。
プリスクールには現時点では2年4ヶ月という時期になります。
まずヒアリングは日常の内容は把握できています。日々の出来事や先生からの連絡事項もちゃんと理解して親へ説明ができています。
スピーキングも単語数は少ないですが、日常的な会話はほぼできています。スピードはゆっくりですが、発音は全然違います。日本の義務教育の英語ではとても出来ない発音です。やはり先生が外国人であり、日常的に英語でやりとりしているので聞き取れる音が違うのです。
幼稚園の段階で日常会話は問題なく喋れるようになります。
息子の英語教育記録
現在のプリスクールに通うまでの英語教育は、
1歳6ヶ月 →定番のディズニー英会話システムを使う。
2歳 →週一で2時間程度の英語教室に通う。
現在のプリスクールの2歳児コース
3歳 →プリスクールに入園。現在、年長クラス。
早い段階で英語教育は意識していました。ただ身についていることを実感できたのはプリスクールで毎日授業を受けるようになってからでした。
幼稚園の年少クラスの段階で、んっなんか発音が違うと思い始めました。
両親が共稼ぎだと通園が厳しい
ぞーさん家は共稼ぎです。嫁さんはパートで週4日働いています。嫁さんの職場は割と融通がきくので働き続けられていますが、プリスクールで通っているお母さんで働いている人は少ないです。単純に家計が豊かであるというだけではなく、プリスクールはなにかとイベントが多いのと通園の送り迎えが大変です。どうしても近所にたくさんあるような学校ではないので、遠方から来る子供も多く、親の送り迎えが大変になります。
また、日本の幼稚園と比較するとイベントが多いです。しかも衣装を作ったり、発表の舞台を作ったり、かなり本格的にイベントをやります。その都度、親たちで役割分担をして準備をします。
そうなるとプリスクールは共稼ぎで通うのがむずかしくなります。
日本語の読み書きは大丈夫?
よく心配されるのが日本語の勉強は大丈夫なのか?と聞かれます。
そこは「インターナショナルスクール」と「国際学校」の大きな違いになります。
日本の中学校・高校・大学には途中から通えるのか
インターナショナルスクールは英語学習が中心
国際学校は認可学校で日本の勉強もしっかりとやる
息子の国際学校は認可の小学校になります。日本の教育カリキュラムも満たしているので小学校の卒業資格を満たします。その為、普通に日本の中学校へ進むことはできます。
しかし、認可ではない学校の場合は海外の学校へ進むことを前提に考えた方が良いです。
日本語もしっかり学習します
現在、息子は年長ですが、ひらがなの読み書きは出来るようになり始めました。
年中までは全く日本語はやっていませんでしたが、年長からやり始め、3ヶ月ぐらいでひらがなの読み書きは、ほぼ学校の授業だけで出来るようになりました。
ちゃんと学校の授業で日本の学習は行います。そこがインターナショナルスクールと国際学校の違いになります。
プログラミングの授業もやっている
2020年教育改革の中にもプログラミング教育が含まれています。
プログラミングというとプログラミング言語を入力するプログラマーをイメージされがちですが、それは違います。
ある結果を求めるまでのプロセスを考える力をつける教育になります。
ぞーさんの子供の頃には全くない授業です。でも息子のプリスクールでは年長になったらプログラミングの授業をやり始めました。
おもちゃのロボットを使って物を運ばせたり、なにやらすごく楽しんでやっています。確かにプログラミングをやり始めてから、家で遊んでいても、理論的に説明してくれる事があることに気づきました。
幼稚園生なりに物事の手順というものを理解し始めたのです。
合わせて読みたい
英語力の底上げには学校の改革が必要
2020年の教育改革はとても良い教育だと思います。
ただ詰め込むだけの勉強ではなく、グローバルで考えるという力を身につける教育です。
しかし、これを教育するだけの環境が義務教育だけで身につけられるのかというのは不安があります。段階的に環境を整えて行くのだと思いますが、初期段階では環境を個々の家庭で整える必要があり、教育環境の格差が生まれます。
ぞーさんのプリスクールは、早い段階で2020年教育改革のような授業を取り入れていました。しかし、この国際学校の授業料は、普通の会社員の収入だとかなり厳しい金額となります。
このような教育環境を平等に受けれらる体制を整えて欲しいです。
まとめ
ぞーさんの息子がインターナショナルプリスクールに通って実際に良かったのは
- 日常英語が出来るようになった
- プログラミング授業などの新しい教科を学べた
- 世界各国の文化を学び、興味を持った
- コミュニケーション能力がついた
- とにかく授業が楽しいと通っている
になります。
色々身につけていることは実感していて充実した学校生活をしていて嬉しいですが、なにはともあれ毎日学校に行きたいと通っている事が一番良かったです。
コメントを残す