最近、車を全然乗らなくなってしまったぞーさんです。
現在、所有しているスバルエクシーガも週末のスーパーへの買い物しか乗らず年間3,000㎞しか走っていません。
そんなことを悩んでいたら、ちょっと気になるモノを発見しました。
それは電動キックボード。
以前から存在は知っていましたが、「ちょっとした大きなおもちゃだな」という印象でした。
しかし電動キックボードが公道を走れるものが出てきたようです。
これってこれからの交通手段に革命が起きるではないかと思い、電動キックボードの便利さを分かりやすくまとめました。
電動キックボードについて知りたい方 こんな方に読んでほしい
車を所有していて必要性に悩んでいる方
公共機関での移動が多い方
目次
電動キックボードとは
電動キックボードとはキックボードにバッテリーを搭載して20〜30キロ程度の速度で自走できる乗り物です。
数年前から電動キックボードは商品化されていましたが公道での走行は出来ませんでした。
しかし近年、公道走行が可能な電動キックボードが開発されました。
キックボードは重さ 10キロ程度、折りたたみが可能で1メートルほどになります。そのため、バス、電車等の公共機関への持ち込みが可能となります。
それにより交通手段の一つとしてさらに注目されいています。
電動キックボードが公道走行が可能になりどのようなメリットまたはデメリットがあるのでしょうか?
公道走行が出来る?出来ない?
電動キックボードは条件を満たせば日本の公道でも走行することが可能です。
その仕分けは技術面ではなく法規制が大きな要因になります。
現状、日本の公道で走行するには原動機付自転車の扱いとすることで走行が可能になります。
電動キックボードの公道走行の条件
- ウインカー・ミラーなどの保安部品の装備
- 運転免許証の携帯
- ヘルメットの装着
- 自賠責保険の加入
これらの条件を満たせば公道を走行することが可能となります。
公道走行可能モデル
公道走行を可能とした製品を紹介します。
Kintone(キントーン)「Kintone α GO」

国産ブランド・Kintone(キントーン)から「Kintone α GO」が発表されました。
公道不可使用のKintone αをベースに公道仕様へ開発されたのがKintone α GOになります。
スペック
- 最高速度:20~23km/h
- 最大走行距離(※路面状況が良好の場合):1回の充電で5~10km
- 本体サイズ:縦105cm、横47cm、高さ120cm
- タイヤ外径:直径14cm
- 本体重量:10kg
- 最大体重制限:120kg
- バッテリー:中国製リチウムバッテリー25.2V/4.4Ah(パワー:180kw)
- 充電器:AC 100V~240V / 50~60HZ
- 素材:アルミ
- カラーバリエーション:ブラック、ホワイト
- 製造メーカー/ブランド:KINTONE
- 生産国:中国
まだ仕様変更に対応しながら完成度を上げている状況ですが、公道走行への先駆けとなるKintone α GOです。
クリエイティブジャパン Free Mile kick scooter(フリーマイル キックスクーター)

Free Mile kick scooterは前輪が1輪、後輪が2輪とふたつのサスペンションで、2輪タイプの電動キックボードと比べて格段に安定感があります。
公道走行不可モデル
公道走行不可モデルはメリットとして歩道を走ることが出来ます。
公道走行可能モデルは原動機付自転車となるため、歩道を走ることができません。しかし公道走行不可モデルは自転車と同じため歩道を走行できるメリットがあります。
公道走行可能か不可かは、仕様用途で使い分ければ便利に使うことができます。
電動キックボードのメリット
電動キックボードが市場に広がるとどんなメリットがあるのでしょうか。
メリットは、
駐車スペースが狭くすむ

電動キックボードは自転車に比べるとコンパクトです。
折りたたむと1メートル程度に収まります。
自転車と比較すると
車両一台スペースに自転車だと10台
電動キックスケーターだと30〜100台
自転車1台当たり3〜10台停めることができます。
これだけ省スペースで保管できると都心部の駅周辺にも停めることができます。
その為、シェアで利用で配置することも容易になります。駅やコンビニ人が集中する場所に配置されていれば利便性は高いです。
持ち運びが楽
電動キックボードはコンパクトなので電車、バス、タクシーなどの公共機関の乗り物に持ち込めるので、旅行なで遠方に外出する場合でも自宅からキックボードで出発し電車、バスに持ち込んで現地でキックボードで移動するという使い方が出来ます。
どうしても遠方に出かけるときは目的地まで公共機関がない場合があり車の方が便利ですが、電動キックボードがあれば最寄駅から利用できとても便利です。
1回の充電で5〜10キロの走行が可能なので駅周辺からのアクセス利用なら目的にまで十分に使えます。
家庭用コンセントで充電可能
充電も家庭用コンセントで充電が可能なのでいざという時にも心配が要りません。
電動キックボード公道走行可能モデルのデメリット
電動キックボードを利用するにあたりデメリットはあるのでしょうか。
原動機付き自転車の免許が必要
日本での公道走行の場合は原動機付自転車扱いになる為、免許が必要となります。
その為、16歳以上からの利用となります。
保険への加入
原動機付自転車扱いとなる為、公道で走行する場合は自賠責保険へ加入する必要があります。
また、電動キックボードの事故も実際に発生しています。加害者となる場合も十分考えられるので、相手に怪我を負わせてしまい高額な治療費がかかることもあるので任意保険への加入もおすすめします。
規制緩和
現状、日本で公道走行をするには原動機付自転車の免許が必要となります。
しかし利便性を考えると誰でも便利に利用するには免許不要で利用できることが理想です。その法規制を緩和させるために企業が「規制のサンドボックス制度」を活用した実証実験を行っています。
規制のサンドボックス制度とは、IoT、ブロックチェーン、ロボット等の新たな技術の実用化や、プラットフォーマー型ビジネス、シェアリングエコノミーなどの新たなビジネスモデルの実施が、現行規制との関係で困難である場合に、新しい技術やビジネスモデルの社会実装に向け、事業者の申請に基づき、規制官庁の認定を受けた実証を行い、実証により得られた情報やデータを用いて規制の見直しに繋げていく制度です。
内閣官邸ホームページより
実際に規制のサンドボックス制度への認定が発表したのは、mobby ride(モビーライド)、Luup(ループ)、glafit(グラフィット)の3社になります。
この3社の目指しているのは、
「低速eモビリティ(自転車などの軽車両と同じく、免許不要で時速25km以下で低速車道を走行する)」という車両区分の新設を目指しています。
これが実現されれば誰でも電動キックボードを利用することができシェア利用も一気に広がっていきます。
それによってどの町にもシェア電動キックボードがあって誰でも使えれば、車は不要になります。
まとめ
電動キックボードは
- 公害がなくエコ
- 車所有の必要性が低くなり経済的
- 自動車移動から公共機関利用へとなり渋滞が少なくなる
- 省スペースの為、駅などに配置が容易
間違いなく、これから普及していく乗り物になります。
電動キックボードはこれからのエコな社会にとてもマッチする乗り物であることは間違いありません。
但し、普及に伴い事故が増えることもあるのでこれからの実証実験で安全面の確立が課題となります。
まだ街中では見かけることがない電動キックボードです。
新しい時代が間近となりとても楽しみです。
まずは公道走行ではない電動キックボードから使い始めてみて、電動キックボードの認知度を上げていくのも重要です。
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