MacBook Proは2016年モデルからTouch Barを搭載しました。
Touch Barはキーボードの上に通常はファンクションキーがありますが、その部分にタッチパネルのスペースを設けて、ショートカットを配置したりファンクションキーに切り替えたりすることが出来るバーになります。
MacBook Proユーザーのぞーさんです。
しかもこのTouch Barですが2019年モデルから全てのMacBook Proに搭載され、ユーザーは否が応でも使わなくてはいけなくなりました。
ぞーさん的にはこのTouch BarはこれからのMacBook Proの代表的な機能になると思っています。
でもTouch Barについては賛否両論な意見に分かれます。
ちょっと触れたぐらいじゃ、このTouch Barの良さには気がつきません。
今回はTouch Barの必要性、便利さを思う存分知らしめてやろうと思います!
こんな方に読んでほしい Touch Barがどんなことが出来るか知りたい方
Touch Barのカスタマイズ方法を知りたい方
BetterTouchToolの使い方を知りたい方
目次
Touch Barはどんなことが出来るの?
Touch Barの評価は人ぞれぞれで、ハードキーの方が良いという人もいたり、Touchはアプリによっては対応しておらず使えないなんていう人もいたりします。
でも実際にちゃんと使いこなしてみているかは疑問です。
実際、ぞーさんが1ヶ月ほど使ってみてどうだったかをまとめました。
ストレージがSSDになりTouch Barがより必要になった?
iPhoneやiPadとMacの違いにはMacは起動まで時間がかかるというイメージでした。
動画や音楽、ネットを使うだけならiPhone、iPadで十分に利用できます。Macなどのパソコンは細かな編集作業やキーボードを使った文字入力の時に使うという考えていました。
でも実際にぞーさんがストレージがSSDになったMacBook Proを使ってみて、起動の速さに衝撃を受けました。
これならちょっとネットがしたいと思った時にストレスなくMacを起動する気分になれます。
なので家でネットをするときは画面が小さなiPhoneで見るより断然Macの方が快適なんです。
そして起動が早くなったことにより利用頻度が高くなると、操作性もiPhone、iPadと同様になる必要が出てくるのです。
スマホのタッチパネルの操作性とキーボードの良いとこ取り
2016年モデルよりTouch Barが搭載され、キーボードの上部にタッチパネルができました。
これによりキーボードでは出来なかった操作やユーザーの利用に合わせたショートカットボタンを追加出来るようになりました。
キーボードの文字入力とトラックパッドとTouch Barという組み合わせで操作性が格段に向上しました。
コントロールストリップにデフォルトでは「画面の明るさ」「音量」「キュート」「Siri」が割り当てていました。
ここを自分の良く使うショートカットを配置することができます。
ぞーさんは「Launchpad」「スクリーンショット」を追加しました。
Touch IDの指紋認証はやっぱり便利
iPhone・iPadでは指紋認証が当たり前ですがMacでもTouch IDは便利です。
毎回パスワード入力するということが不要となります。
音量、曲送り調整が直感的でとっても楽
音量調整はアイコンにタッチしてそのままスライドすると調整することができます。
曲送りもスライドで調整できます。
キーボード調整だと微調整は連打しなければいけないし、長押しだと微調整が難しいです。
これはタッチパネルの方が楽な作業ですね。
Touch Barモデルはキーボードの文字入力しやすさとタッチパネルの操作性の良さをうまく使い分けが出来るとても優れた仕様です。
現モデルからMacBook標準装備となったので、Touch Barを使いこなすしか道はありません。
Touch Barのデメリット
Touch Barへのマイナス意見も存在しています。特に現モデルは全てTouch Bar対応となり、非難の声が上がっています。
Touch Barのマイナス意見ブラインドタッチが出来ない
Touch Barに対応していないアプリがある
ハードキーだと配置を感覚的に覚えていて押し間違えが少ないのだと思います。しかしTouch Barも自分の使いやすいように幅調整や配置調整が出来るので慣れていきます。
スマホのハードボタンがなくなった時も同じです。
標準のTouch Barのカスタマイズでは確かにショートカットの設定ぐらいしか出来ません。
しかし、「BetterTouchTool」というアプリを使うことによってよりカスタマイズの幅が大きく広がります。
BetterTouchToolでTouchBarを自在にカスタマイズ
これはMacユーザーは必見のアプリです。
これでTouch Barを自在にカスタマイズ出来るのです。
結論から言うと、Touch BarにWebのショートカットを配置することができ、しかもボタンのアイコンやカラー、文字を自由に設定することが出来ます。
操作性も向上しますが、すごい見た目も良くなります。
自分好みにTouch Barをカスタマイズできます。
「お天気」「日付/時刻」「今プレイ中」「バッテリー残量」なども追加することができます。
BetterTouchToolですが、45日間は無料で利用できるのですが、使い続けるには有料となります。
- 2年間のアップデートが可能なスタンダードライセンス 6.5ドル
- 永久にアップデートが可能なライフタイムライセンス 20ドル
しかし、このまま有料版を購入するとちょっと損した気分になります。
実は半額違い値段で有料版にする方法があるのです。
BetterTouchToolを安く購入する方法
BetterTouchToolとは別のBetterSnapToolと言うアプリがあります。
BetterSnapToolとはMacのウィンドウサイズを瞬時に変更できるアプリになります。
実はこのBetterSnapToolをApp Storeで¥370で購入すると、BetterTouchToolのライセンスも同時に取得できちゃうんです。
購入の手順は、借金エンジニアさんのブログで詳しく説明されています。
参考:BetterSnapToolを購入するとBetterTouchToolのスタンダードライセンスも追加料金なしで入手できる
Touch Barに慣れたら無くてはならないようになる
この限られたスペースで操作性や拡張性、視覚的にも無限大に活用できるTouchBar。
自分のMacBookにとても愛着が湧きます。
そして自分の使いやすいようにカスタマイズされたMacBookに慣れると、もうTouch Barなしでは生きてはいけなく物足りなくなってします。
技術の進化は受け入れがたく感じることがある。
でもその進化こそが新しい未来を切り開いていく技術なのです。
モバイル端末をみてもガラケーからスマホに移り変わり、ハードキーからタッチパネルとなりました。
初めはみんな抵抗がありましたが今では当たり前のように使いこなしています。
変化を拒絶していては技術の進歩はありません。
まさにMacBookは新しいノートパソコンの概念を切り開いていくのです。
Touch Barモデルを安く買う
MacBook Proは13インチと16インチの2つになります。
MacBook Pro13インチは¥139,800(税別)〜
MacBook Pro16インチは¥248,800(税別)〜
となります。
これにストレージは256GBは欲しいとかThunderbolt 3ポートは4つ欲しいなど仕様にこだわると13インチモデルでも20万近くなってしまいます。
実際に、2020年2月現在で、
MacBook Pro13インチ
2.4GHzクアッドコアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)
256GBストレージ
8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
Touch BarとTouch ID
Thunderbolt 3(USB-C)ポート × 4
この仕様で、¥198,800(税別)となります。
もちろん最新モデルのMacBookはとても良いです。
しかし20万円は高いと言う場合は中古のMacBookだと10万円前後で同様のスペックのものが購入できます。
そこで狙い目なのが2016年モデルとなります。
それ以降のMacBookで良いのですが価格を抑えると言う意味で探すと2016年モデルになります。
実際にぞーさんが購入したモデルになります。
MacBook Pro Retineディスプレイ13インチ MNQG2J/A 2016年モデル
2.9GHzデュアルコアCPU「Core i5」
GPU「Intel Iris Graphics 550」
512GBのSSD
Touch BarとTouch ID
Thunderbolt 3(USB-C)ポート × 4
この内容で中古で¥88,000(税別)で購入しました。
ストレージも倍の512GBで、CPUも2.9GHzです。
個人的には今回中古でMacBookを購入してみて、全然ありだと思いました。
お金に余裕があればもちろん新品が一番良いですが、コスパを考えるとアリでした!
参考:中古MacBook Proを買った。2012年製から2016年製へ乗り換えで劇的に変わっていた。
まとめ
今までMacBookを使ってきて、正直TouchBarは邪道だ!なんて頭の片隅で思っていました。
TouchBar無し仕様で安くなるならそっちの方がお得じゃん!
しかし今回、TouchBarモデルを使ってみてMacBook Proの新しい未来を感じることができました。
TouchBarはどんどん進化していくはずです。
そして何と言っても自分のMacBook Proへの愛着が半端ないです。
またApple愛に火がついてしまいました。
とにかくまだMacBookを使ったことがない人、TouchBarを使ったことがない人。
自分流にカスタマイズした世界に1台しかないMacBookができました。
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